今や日本人の二人に一人は、高血圧、高脂血症、糖尿病のうちいずれかを持っています。原因は喫煙、飲酒、肉食化、食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣です。これらの病気は放置したり治療が十分でないと動脈硬化をもたらし心筋梗塞、脳出血や脳梗塞、腎不全(透析)、手足の壊疽などに至ります。
生活習慣病の制圧には、正しい知識、徹底した生活習慣の改善、必要十分な薬物治療、合併症の早期発見と早期治療が欠かせません。一方で近年は、誤った情報の氾濫が患者様を不安にしたり、高齢化が治療を難しくしています。
私たちは、血圧、心臓、腎臓(透析)を診る専門性の高い資格を持ったスタッフが中心となって、患者様としっかり話し合いながら生活習慣病の治療を行っています。
腎不全の治療、血液透析、腹膜透析については特に力を入れており、学会発表や他施設の医療スタッフの指導も行っています。
日帰りで行える検査機器はほぼ完備しており、より高度な検査・治療・入院については、大学病院を含め道内多数の病院と連携しています。
健康診断で異常を指摘された方、専門医の受診を勧められた方、かかりつけ医を持つように勧められた方、透析が必要となった方、他の医師にも話を聞いてみたい方に、私たちは最善を尽くします。
理事長 向 博 也